いつも記事を読んでいただきありがとうございます、チェリストの近藤悠叶です。
5月も連休が終わりまして、徐々に通常モードに戻ってきた頃合いかと思いますが、
いかがお過ごしですか?

連休でいーっぱいお休みして、なかなか現実に戻れないという方や、
逆に家のことを沢山やって疲れてしまった、という方もいるのではないでしょうか?
通常の仕事モードに一気に戻ることはエネルギーを必要としますし、
疲れてしまった方には休息する、自分を労わる時間が必要です。
どちらも少しずつ、無理のないように戻していってくださいね。
多種多様の生徒たち
さて、当教室も連休を過ぎまして、今週から怒涛のレッスンラッシュです。
当教室に来てくださる生徒さんは本当に様々なタイプがいて、
もっと技術を磨きたい!
チェロを弾いてストレス解消したい!
レッスンに来ることが息抜きだ!
など、目的が多種多様で楽しいです。

どうしても、『楽器を習う』と聞くと真面目に家で練習して技術を磨くと考えてしまう方も多いと思うので、今回からシリーズというわけではないですが、
当教室の生徒さんのタイプを2パターンほどピックアップして紹介していこうかなと思います。
この記事を読んで、『楽器を習う』ということに対して、身構えずに気軽にできることとイメージを変えられるきっかけになるといいなと思います。
ということで、今回は【お話したっていいじゃない!!!】というテーマでお話していきます。
人生いろいろ
当教室のレッスンは基本的に1回60分です。(中には1回90分の方もいます)
その中でチェロを一緒に練習していくわけですが、こういう方もいらっしゃいます。
30〜40分お話して、残りをチェロの練習に集中する。
ええ、うそでしょ?お話タイム長くない??
って、思う方もいると思います(笑)
人生生きていれば、色んなことがあります。
色んな大変な事がある中で、それでもチェロのレッスンに行こうとして到着したものの、
でもやっぱり、やる気が起きないな・・・。
話を少し、誰かに聞いてほしいな・・・。
と、感じる方もいるようです。

家族や親しい人に聞いてほしくても、聞いてもらえなかったり、軽くあしらわれたり。
逆に家族や親しい人に話しにくかったり。
講師である私と生徒さん自身が異種業だからこそ、客観的な視点を知りたかったり。
人との繋がりやコミュニケーションが、ひと昔に比べて薄くなっている、
という理由もあるかもしれません。
負を抱えることのリスク
心の中でモヤモヤをためている状態でも、もちろんチェロは練習できるし、ある程度のストレス解消もできます。
でも、話を聞いてほしいという底辺にある想いは消えないし、
モヤモヤはため込めばため込むほど大きくなります。
それを抱えてチェロを弾くと、固い音になったり、
今まで上手く弾けていたところが思うように
弾けなくてさらにイライラしたり、そこから
「なんでできないんだ・・・」と、ネガティブな思考にまでたどり着いてしまいます。
私としては、この負のルートはレッスンしていても見てられなくて、つい、
「最近、なんかありました・・・?」
「音が荒れてるけど、最近忙しいんです・・・?」
と、聞いてしまうんですね。そうすると
「実は・・・」と、胸の内を話してくれます。
話すことで変化するのは音だけじゃない
私は聞くことしかできません。しかし、私が聞くことで生徒さんがすっきりした気持ちでチェロに向き合えるなら、話を聞くことも私の仕事の一部かなと思っています。
生徒さんが胸の内を話したあと、本当にチェロの音が嘘みたいに変わるんですよ!
チェロの音が変わるだけではありません。
顔の表情も明るくなるし、冷静さ、落ち着きも取り戻せます。
話す前にできなくて困ってたところが、スルッとできたり。
なーんだ!できたじゃん!!よかったー!
こうやって、生徒さんと一緒に笑ってレッスンが終えられることが何気ないことであっても幸せを感じます。
生徒さんが帰り際に
「話を聞いてくれて有難う、話した後チェロ弾いたらすごいスッキリした。
明日からまた仕事頑張れそう!」
と、笑顔でお話してくださって、次のレッスンでも非常にのびやかにチェロを弾いてみえました。
安心する場所を作る
『楽器を習う』ということは、生徒さんにとって趣味に値すると思います。
その趣味が笑顔を呼ぶものであってほしいです。
この教室ににきたら
ほっとできる
笑顔になれる
心の底から楽しめる
そんな場所になれるよう、日々努めています。

やる気がおきなくても、モヤモヤしてても大丈夫。
教室に来てくれるだけで、今の気分がいい方向に解消されることだってあります。
お家で練習できなかったとしても、怖がらないでください。
一緒にレッスンで練習しましょう。
今日も最後まで読んでいただき有難うございました。



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