早いものでもう4月

気づいたらもう3月も終わりがけ。

ラヴェルが終わってからものすごい速さで色んなことが過ぎているように思ってしまうのですが、まだ3月なの?というのと、ラヴェルもう数ヶ月前の話って思ってしまうのと、まぜこぜです。

さて近日中はセントラル愛知さんにお世話になってベートーヴェンの第九を全楽章演奏したりレッスンしたり、譜読みしたり、リラックスして友達とご飯行ったりと充実した毎日を過ごしています。

第九全楽章については、昨年から全楽章のお話をちょいちょい頂いておりましたがタイミングが合わなくてやっと引き受けられました。

コロナ禍になってから初めての第九。やっとの第九。やっと戻ってきた、こんな音だった、コロナ禍前よりもっともっと色んな音が聞こえる、作品の偉大さにも触れて、少し感極まって泣きそうになりました。しかも愛知芸術劇場の舞台で第九が弾ける喜びひとしお。

改めて第九って良い曲だなって思うし、もっと色んな音が聞こえたいし、和音を聞きたいなと思いました。もっとがんばろ。

そしてお友達とのご飯は、イツメンはもちろんのこと、リアルでは話したことがないけどSNSで繋がっている同業者の子がいて、その子とやっとリアルでお話ができました!

なんとなく波長が似てるかなと思っていたのですが、案の定似てて話してて面白い面白い笑。SNSで繋がってる子と縁が広がっていくのはこの時代ならではだなぁと思ってしまいました。

最近は時代だなぁと思うことがしばしば…笑。歳かしら。

状況が改善されてきた?からなのか、今年は久しぶりの人にも会う機会が多くてとても楽しいです。今年はなんとなく、賑やかな年になりそうですね。楽しみ。良い2023年度にしたいです!

夕べの音楽会終演

3月になりました。

3/4の春に寄せて夕べの音楽会が無事に終演致しました。ご来場くださいましたお客様、応援してくださった皆様、会場オーナー、受付してくれた伊藤明日香ちゃん、そして共演者の安藤弘子ちゃん、石橋まり子ちゃん、本当に有難うございました。

終演後恒例のおふざけ写真。頼もしい後輩達。

思った以上に好評でラヴェルさん頑張って良かったなと思いました。出演者全員、本番まで胃が痛くなったりと体調を崩しながらやっていたので…笑。これで報われなかったら辛い。

ずっと必死になりながら準備をして、必死に弾いて何も感じずに弾き終わるんだろうなって思っていたのですが、本番だけはやっと楽しく思えて好きな場所が感じられたり少しラヴェルさんにお近づきになれたような気がします。

やっとラヴェルが終わって確定申告も終えて、やっと安心して眠れると思ってただいま頑張って勝ち取った五連休を満喫しています笑。部屋掃除して、楽譜整理して…お部屋もスッキリ。

さすがに去年からずーっと走り続けてもうしんどくて、立ち止まりたくて休憩したくて。もう楽器弾きたくないとさえ思っていたんです、実は。自分軸で生きるって決めたのに業界が戻ってから忙殺されて自分軸で生きてる心地がしなくて。そろそろ弾くことを休憩しようかと悩んだほどです。

でも今回のコンサート、初めて聞いてくださるお客様もチラチラいらして、クラシック実は得意じゃないけど聞いてみたら楽しかった、また聞きたい、感動した、チェロっていいね、やっぱり生の音だよね、このようなお言葉を多数頂いて…なんていうか、色んな方々の力を借りて状況にも負けないで、卒業してから苦しくても辛くても蔑ろにされてもずっと自主企画コンサートを続けて良かった、一緒に弾こうよって言ってくれる方々を信じて弾くことをやめないでいて良かった、と心の底から思いました。ああ、私は神様や音楽に生かされてるって思いました。続けてきたことが、少し報われたのかな、報われていたらいいなと思います。

神様と音楽に生かされているならば、多分私が演奏するということに何かの意味があって、その答えがいつ見つかるのかわからないけど、弾くのをやめる、休憩するのはもう少し先かなと思ったので、五連休終わったらボチボチ次に向かって準備していこうかと思います。

春の訪れ。ミモザ。

三寒四温

立春、チョコの祭典バレンタインも過ぎてだんだんと春が近くなってきましたね。空気は冷たくても日差しや明るさは暖かく明るいです。

あ、知ってます…?今の時期チョコ食べすぎると花粉症酷くなるみたいなんでお気をつけくださいね。

さて、春といえば!!来たる来月の3/4に春にちなんだコンサートがありますよ(*´꒳`*)

メインはラヴェルのピアノトリオ。この作品は第一次世界大戦時ラヴェルが徴兵される前にわずか5週間でかきあげ、しかもそれの完成度がとにかく高い名曲です。ラヴェル本人がもう作曲できないかもしれない、と思って書き上げたもので、遺書みたいな感じもします。

遺書みたいな感じ、と聞くと暗くて怖くてドロドロしてて…みたいな印象がするかもしれませんが、仄暗くてもどこか洗練されていて、ラヴェルの地元愛がすごく感じられる作品です。

ちなみに、この曲は各パートがものすごい大変なことをしているのですが、聞くとそうも思えないという奏者泣かせな曲です笑。

このほかにはラヴェルと同時代に活躍していた瀧廉太郎や、日本の裏側にあるアルゼンチンの作曲家ピアソラも演奏します。

これは私のイメージというか印象の話になるのですけど、ラヴェルのトリオは1楽章〜4楽章にかけて寒い冬から少しずつ春になって氷が溶けるようなイメージがするのですよね。

なので、今回のプログラムとしては日本の厳かな春、桜咲く春。アルゼンチンの情熱的な春。ラヴェルのじんわりとした春。このようなイメージをお届けできたらいいですし、なにか私とは異なっても感じる春を想像してもらえたら嬉しいです(*´꒳`*)

詳細は以下の通りです。

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春に寄せて 夕べの音楽会

2023年3月4日(土)

開場18:30 開演19:00

場所:ムジークブルネン(名古屋市営地下鉄名城線名城公園駅徒歩7分)

入場料:3000円(休憩時ドリンクサービス有り)

曲目

ラヴェル:ピアノ三重奏曲

ピアソラ:ブエノスアイレスの春

滝廉太郎:荒城の月

ほか

出演者→ヴァイオリン:石橋まり子、ピアノ:安藤弘子、チェロ:近藤悠叶

ご興味ございましたらお問い合わせフォームよりお問い合わせください。残席もわずかとなってきております。

どうぞ宜しくお願い致します!

2月になりまして

さて、早くも2023年は残り11ヶ月となってしまいました。え、早くないですか?私すでにボロボロなんですが笑。

ということでですね、なんとか怒涛すぎる1月も終わりまして。1/29はカルテット陽で扶桑文化会館のロビコン、1/31は市内某所でクラリネットとクローズコンサートでした。

1/29ふそうのロビコン。カルテット陽

会館側と連絡の行き違いとかがありまして配布プログラムと異なる曲を多めに演奏してしまいましたが、お客様からMCが楽しかった、お話の内容が勉強になった、身近に感じられた、演奏も楽しかったなど、概ね好評だったので、楽しんでもらえていたということでよかったです。

1/31市内某所クラチェロデュオ

カルテットの翌日は1/31のリハと鍼灸メンテ。

こちらは安定の伊藤美佳里ちゃんとの共演で、やはり一緒に演奏する回数が多いと何かが起こっても相手を信頼して弾けるというのがあります。これはすでに1月の本番で何度か出会う場面ですので、有難いなあと思うばかり。

月が変わって今月は少しゆったりモードです。しかし来月3月のラヴェルさんが待っている…

3月4日ピアノトリオ

なんと。3/4に名曲難曲と言われるラヴェルのトリオを演奏します。この他にも同時代に活動していた日本人作曲家滝廉太郎や、日本の裏側にあるアルゼンチンの作曲家ピアソラの作品も演奏しますので、ご興味、お時間ありましたらぜひに。

個人的には、アンコールが一番頑張ってますのでアンコール聞いてほしいです笑。

私の体力帰っておいで

新年があけて、早々にリハがあったり本番があったりしたのですが、なにやら体重がやたらめったら減り続けておりまして。

今の減った体重、自己最高記録じゃない?っていうレベルまで下がっています笑。これがストレスと疲労によるものなのか、はたまた病気が隠れているのかわからないのですが、これは主治医に相談案件となりそうです。

そんな中、14日、15日と本番をしておりまして。14日はオケのクローズコンサート。15日はこちらでした。

パラミタコンサート

三重県菰野町にあるパラミタミュージアムという美術館にてパラミタコンサートでした。チェロデュオです。

コロナ禍になる直前に出演するはずでしたが、延期にずっとなっており、この度復活するとのことで一番に声をかけて頂きました。

復活して第一回目のパラミタコンサートに出演させて頂けることとなり、大変めでたく、そして有難い回となりました。会館の方が驚くほど予想以上にたくさんのお客様がご来場くださり、そのお客様たちは長らくパラミタコンサートを待ち望んでいたようで、やはり芸術はどんな状況になっても無くなってはいけないものだと思った瞬間でした。

久しぶりのDuo Risello

充実した2日間を過ごし、改めて思ったのは

私の体力、良い加減帰っておいで!!!!!笑。みんなにめっちゃ痩せたじゃんとかヒョロヒョロじゃん!とか言われてるんだから!笑。

仕事初め

さて!三が日も過ぎて2023年のお仕事がスタートしました。最初のお仕事はレッスンです。

今年もどの生徒さんにもチェロがより楽しく人生の中の明るい一部分になれるよう、生徒さんの人生が少しでも楽しくなるよう、彩りを添えられるよう、お手伝いしたいと思います!

今年は主宰教室の宣伝の仕方を変えていかないといけないなあと思っていますが、どうしたもんかなぁと頭を悩ませております。

情報社会でSNSが発達している中どのように戦略立てていけるか、ですかね。

ああ…苦手なSNS…orz

演奏動画など様々なやり方があると思いますが、自分に負担のないようなやり方があるといいなあと思っています。その辺りの本とか探すかねぇ…

謹賀新年

明けましておめでとうございます。

新年早々、気温も少し高くて暖かい元旦です。なんだか幸先が良さそう。

私の方は初詣に氏神様のところへご挨拶に行ってきましたよ。

皆様はどのような元旦を過ごしていますか?

お休みの方はゆっくりと過ごして頂き、お仕事の方はゆるゆると良い加減でお仕事されてくださいね。

2022年総括

さてさて。今年も残りわずかとなりました。皆様いかがお過ごしですか?2022年も残りわずかになりましたので、毎年恒例今年の振り返り総括をしていきたいと思います!

まず今年は、なによりも演奏活動が昨年に比べて本当に多くて音楽業界が戻ってきたなと!強く思いました。コロナ禍になって早2,3年。それぞれがいろんな形で分断されましたが、それでも音楽は人々に必要とされていて、これからも生きている人間が音楽を奏でることで、人々の心に寄り添い、癒していくことが必要となってくるのではないかなと思いました。

そしてここからは私の2022年の話。

今年は自分が願ったのとありますが、初めましてさんとよく出会い、お仕事をさせて頂いたと思います。業界内は狭いし、一緒に仕事をする人が大体一緒になってくるのでなかなか初対面になることがなく、刺激も少なくなってしまうので、これではいけないなと。昨年末に来年は初対面の方と沢山出会えますようにと願ったのです。

今年は若い世代とお仕事することが多かったのですが、世代が若ければ至らないところもありますが、勢いはすごいです。私には真似できないし、そのような元気もないという…笑。

あとは…演奏のほうだと、今まで勉強したことをアウトプットすることが多かったように思います。カルテットでの低音部のあり方だったりとか。あとは動画編集や編曲作業なども多かったと思うのでその辺のスキルアップもちょっとしたかなぁ。

趣味の写真の方はあまり撮影できなかったですが、発表会の撮影依頼を頂けたりと趣味がちゃっかり仕事に繋がったりもしましたね。撮影の方はお金を頂くので演奏者を撮る時のスキルはもうちょっと上げたいところです。これは来年の目標にもなるかな。

あとこれです。体調管理!笑。ある程度年齢を重ねてみると、疲労やストレスでお肌や体調に不調が出たりはありましたけど、今年ほど出たことはない!!笑。これが歳をとることによっての経年劣化…!と痛感しました笑。オケの団員さんからこれからもっと来るよーって脅されましたけど、今から戦々恐々としてます笑。

色々あった2022年。休憩したくても休憩できなかった2022年。来年こそは、来年こそは!もう少し穏やかに過ごしたいものですね…笑。

皆様も、来年健やかに良い年になりますようお祈りしております。それでは良いお年をお迎えくださいませ。

おさらい会と演奏納め

さて。12/18は主宰教室のおさらい会でした!

今年はピアニストをお呼びしてのおさらい会。皆さんお忙しい中頑張って練習してくださいました。中には参加する予定だったのにご都合が悪くなってしまったりお仕事の関係だったり、色々あって参加を断念してしまう方もいらっしゃいましたが、その方々が断念することを悔しい、残念と思ってくださってて講師としては嬉しかったり。

結果断念となりましたが、それまでの努力は本物です。

生徒の皆様にとって初めてのピアノとのアンサンブル。それぞれが何かを得て、何かを課題にすることができた良い会だったと思います。

私自身、ピアノと共演するにあたって口酸っぱく言っていたのが、メロディを弾く時に主体性を持つこと、ということです。

どうしてもチェロの習性として誰かに合わせるというのが慣れてしまっているのですが、ピアノと共演、しかもチェロが大体メロディ弾き続けるということは、メロディを持つチェロが主体性を持って演奏しなければピアノもお見合いして迷ってしまうわけです。そして音楽が停滞する。

そうなってしまうと良くないサイクルになるので、どうしたいのかまずは提示することを徹底してもらいました。大分難しい課題だと思いますが、

本番ではそれぞれがちゃんと主体性を持って演奏することができて、中には音色も変えることができて、去年に比べて格段に成長していました。

これは、それぞれがちゃんと自分と音楽と向き合った結果だと思います。

大人の生徒であったとしても、今後の成長がとても楽しみになり、私自身もっと講師として演奏者として成長して生徒の皆様に貢献できればいいなと思っています。

並ぶチェロたち。

年内オケ納め

バタバタとしておりますが一足先に12/13で年内のオケ演奏納めでございました!

今年は有難いことに沢山呼んで頂き、新たなレパートリーができたり、対処の仕方がわかったりと勉強になることがたくさんでした。

念願の宮川彬良さん

年内最後は憧れの作曲家、宮川彬良さんのコンサートでした!!もうリハも本番も楽しすぎて幸せでした。できるなら、今度はもうちょっと疲れてないときに弾きたいと思いました笑。

自分自身で編曲をやったりするので、かなり参考になったり、こんなことよく思いつくなぁとか終始目からウロコで。

宮川彬良さんは本当に人を音楽で楽しませる天才だと思いました。

またあきらさんの曲弾きたい!夕方クインテットとかも懐かしすぎて楽しすぎてニヤニヤしすぎて渋滞です。