いつも投稿をご覧いただきありがとうございます。
チェリストの近藤悠叶です。
今日は大人でも感じられる、チェロで感じる成長の喜びについて書いていきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。
最後に「やり遂げた」のはいつですか?
社会に出てから早何年・・・
みなさんは達成感を感じていますか?
仕事でも趣味でも、自分が納得するまでやり遂げたことはありますか?
最後にやり遂げたのはいつですか?
毎日、朝起きてご飯を食べ、仕事をし、へとへとに帰ってきて寝て一日が終わり、また新しい朝がやってくる・・・。
このような日常がルーティンとなって過ごしている方が圧倒的に多いと思います。
ルーティンをこなす
ルーティンをこなすことに慣れてしまうと
「達成感」や「満足感」が気づいたらなくなっていることに気づいたことはありますか?
人間は一度ルーティンにはまるとそれが心地よく、そのルーティンや環境から抜け出すことが億劫になります。
しかし、そのルーティンから抜け出せないままだと、日々に忙殺され、達成感や自己成長、満足感というものからかけ離れていきます。
最後に待っているのは、自己肯定感の低下です。
ただ忙殺され、何も成し遂げることができない、
自分に自信がなくなっていく・・・
先の見えない未来にまで不安を感じ、さらに自信を失くす・・・
自己肯定感の低下は自分自身の可能性を信じられなくなります。
ルーティンを変えるには
では、どのようにしたらルーティンから抜け出し「何かを成し遂げた」という達成感を得られるのでしょうか?
答えは、ルーティンにないものを取り入れるです。
チェロを始めてみる
ルーティンにないもの、つまり新しいことを始める。
新しいことと言われると幅が広すぎて渋滞してしまうと思うので
ここでは新しくチェロを始めてみることを提案します!
チェロを始める=学びがたくさん
チェロに限らず楽器を始めるということは、沢山の学びがあります。
例に挙げますと
①楽器に実際に触れる
②楽器のパーツを知る
③音の出し方を知る
④楽譜の読み方を知る
⑤間近で講師の音を聴ける
など、ほかにも沢山!
①楽器に実際に触れる
楽器を始めたことがない方にとっては、楽器を自分の手で触れることができるというのはなかなか無い機会。
テレビやyoutubeでしか見たことないものが目の前にあって、実際に触ることができる。実際に触れば五感が働きます。
そして講師の導きによって楽器を構えることができ、
その姿が恥ずかしくもあり、かっこいいじゃないか・・・と自分自身で褒めることができますよ。
②楽器のパーツを知る
楽器を手で触れるだけでは、どのように扱っていいかわかりません。
そこでそれぞれのパーツを知り、それらがどのような役割があるのかを知り、初めて楽器の扱い方がわかるのです。
チェロは楽器自体が芸術品ですが、それに付属するパーツもすべて芸術品です。
美しい曲線、木目の味、木の材質・・・
それらを眺めて美しいなぁ・・・こんなパーツがあるんだなぁと感じ
楽器に愛着がわき、物を大切に扱うことができるようになるでしょう。
③音の出し方を知る
楽器のパーツを知り、構え方を知り、今度は音の出し方を知ります。
講師のアドバイスで少しずつ、耳障りな音から綺麗な音に変化し、
綺麗な音が自分の手で出せるようになるととんでもない感動が体をめぐります。
そこからさらに良い音を出せるようになりたい!と目標を立てられるようになるのです。
④楽譜の読み方を知る
チェロだけでなく、楽器を弾くには楽譜がつきものです。
楽譜の読み方は小学校や中学校で勉強したがそれっきり・・・。
そんな方々が圧倒的に多いですが、そんな方でも小中学校よりは脳はだいぶ発達しているので、当時わからなかったことが楽器を始めたことによって解像度が上がり、理解できるようになるのです!
私が見ている生徒さんでも、
「学校で言ってたことはよくわからなかったけど、ここにきてようやく意味がわかった!!!」
このような声をたくさんいただきます。
自分事になれば人はどんな年齢でも知識は頭に入っていきます。
自分が会得した知識は誰にも奪うことはできません。自分だけの財産になるのです。
⑤間近で講師の音を聴ける
これは楽器を習うときに一番大きいことです。
講師はプロの演奏家として厳しい教育を受け、沢山の素晴らしい音色を持っています。そのプロの演奏を近距離で自分のために演奏してくれます。
間近で聴けるプロの生音は迫力、音色や響きの美しさ、そして響きが体に振動として伝わり癒しやリラックスの効果を呼びます。
チェロはとくに低音が心地よく響くので、癒しやリラックス効果が高いと言われているので
講師の演奏を聴いて刺激を受けると同時に癒しやリラックスした気持ちにもなるのです。
チェロを始めて初めて掲げる目標
チェロを始めるからにはまずは何ができるようになると良いか。
簡単な曲を弾けるようになること
これはそれぞれ生徒さんの目標がありますが、よくあるのは
ベートーヴェン作曲の歓喜の歌やオーラリーなど、
使う弦の種類や指が少なくても弾けるような簡単な曲を弾けるようになることです。
もちろん弓の持ち方や弦を移動することがスムーズになることも大事ですが、そこに注目しすぎてしまうと
「難しくてできない」「先が見えない」
という壁にぶつかり、やる気を失ってしまいます。
小さな基礎練習は行いつつ、短くても弾きやすくて知っている曲を1曲でも多く弾けるようになると自信につながります。
成長が自信につながり、仕事やプライベートにも良い影響を与えること。
小さな課題を少しずつこなすことで、できることが増えていきます。
できることが増えるということは成長です。
人間何歳になっても成長することができますし、その事実を自分自身が感じることによって自信に繋がります。
自信は顔の表情や気持ちに変化を起こし、仕事やプライベートにもとても良い影響を与えます。
自分にもできるんだ
当チェロ教室に通われている生徒さんの実体験ですが、チェロを始める前はもう歳だし新しいことも自分のためになることももうできないんだとマイナス思考でいたそうです。
そこで家族がもう使っていないチェロを始め、教室に通いながら練習を自分なりにしていると
少しずつ音が綺麗になったり、弦を移動するのが滑らかになったり、目標としている曲に取り組めるようになり、
この歳でも、この私でもできるようになるんだ!
と嬉しくなり、自信につながったそうです。
それだけでなく、家族が昔チェロを弾いていたのもあって、自分がそのチェロを弾いていると家族間で連絡事項ではない会話が生まれ、
家族との絆も深まったそうです。
今では笑顔で教室に来て、難しいー!と言いつつも意欲的に楽しそうに練習しています。
まとめ
このように、楽器を始めるだけで自分が変わり、家族との関わりが良好に変化していく。
小さな目標や挑戦は大したことないかもしれませんが、やる気が起きないかもしれませんが、小さな挑戦を始めたり、目標を掲げることであなたの人生は確実に変化し始めます。
小さな挑戦を始めて、あなたの人生に新たな喜びを加えませんか?
チェロ教室-結-は、あなたの人生に彩りを添えるお手伝いをしています。
ぜひ一緒に人生に新たな喜びを、彩りを加えるお手伝いをさせてください!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!