youtubeチャンネル

さてさて皆様にご報告というかお知らせといいますか。

過去にカルテットでyoutubeチャンネルを開設したり、収録に参加したりして名前が残ってることがほとんどでしたが、

この度6/1に私、近藤悠叶個人の公式youtubeチャンネルを開設致しました!!!どんどんぱふぱふー

初回の動画は本日6/5の21:00にアップされます。過去のリサイタルからの演奏動画です。

バズりたいとか有名になりたいとか、そういうことを目的にしているわけではなく、あくまでもポートフォリオのような記録といいますか、私の演奏を知ってもらうための参考になれば、という感じです。

昨今新しくレッスン通われる生徒さんがyoutubeで私を検索したりするそうで、個人の演奏がないよりはあったほうがいいかなぁ…と思いまして。

バズり目的だとかなり戦略立てて色んなものを投資しないといけなくなるし、毎週更新は当たり前になるんですよ。ものすごい削られるんですよ、気持ちとか諸々。ただでさえ貧弱なのにこれ以上何を削ったらいいのかと笑。1人じゃ絶対厳しい。しんどいよ。

なので、ゆるゆるやります!!!

ということで。

最後まで読んで頂きましたのでリンク貼りますね。

それでは…

チャンネル登録宜しくお願い致します!!!!

https://youtube.com/@CellistYukaKondo-kb1dn

過去の産物

今日の投稿は自分の頭の中を整理したりするための備忘録みたいなものです。

基本的に私は常に何か目標だったりやりたいことがたくさんあって、それを願って行動したり計画したりしていましたが、今年の3月のラヴェルのトリオのコンサートでそれが全てひと段落しました。

リサイタルや、弦楽四重奏、ひょんなところからピアノトリオ。それよりも前はもっともっと思い出せないほど色々やっていました。

ひと段落したところで、気づいたのです。

この後何がしたいかが全く分からず、何もアイディアが浮かばないことに。

どうしようと思っても仕事があるのでまず仕事をこなす。でもその仕事が終わったら…?

突然襲ってくる不安。去年、一昨年からずっと気持ちの上でも休めていなかったせいもあって精神的疲労も一気に出てきて持病が一時的に悪化。

どうしていいか、どう動いて良いかわからず。しかし生活しているとちらほらとある言葉が耳に入ったり目に入ったりするのです。それはもうくどいほどに。

『自分を大切にすること』『自分を愛してあげること』『自分を褒めてあげること』

毎日のように見聞きするこのワードから、ふと自分の過去を振り返ってみようと思いました。

そしたら出るわ出るわ笑。溜まってたであろう膿の数々笑。

嫌だったこと、嬉しかったこと、感情に蓋をしなきゃいけなかったこと。とにかく自分が自分に対して厳しすぎること。

2週間くらいかけてデトックスしてみました。

自分は何もできないと思っていたけど、今までやってきたこと、できることをリストアップしていたら、意外にできることが多くてこれは強味かな?と思ったり、やりたかったことが浮かんだりと収穫が多かったです。

しかも過去の演奏会記録を見てみたら、それはとんでもなく多くて今まで本当に頑張ってたなぁ私。ともなりました。評価しているのです。この自分を下にしか評価しない私が自分自身を上に評価しているのです笑。

まだまだ体調は万全ではないですが、いろんなものを経て、少しずつ今できることをやっていこうという気持ちになりました。

音楽をやる人間はとにかく自分に厳しく自己肯定感がほぼ皆無だと思います。厳しいからこそ生まれるテクニックや表現、完成度がもちろんあります。

これからは厳しくする時間と許す時間を分けて生活していけたらいいなと思うのです。自分を大切にするからこそ生まれる何かもあると思うのです。長年の思考の癖は抜けないけれど少しずつ少しずつ前に進んでいけたらいいなと思います。

みなさんはご自分を大切にされていますか?

いつぞやのチューリップ

久しぶりに

お仕事の話ではないのですが、先日とある現場で一緒だったチェロの人たちとご飯に行ってきました。演奏会の打ち合わせとかではなく、本当に遊びというかご飯食べにいこ!しゃべろ!!っていうやつです笑。

メンバーは全員私からみたら後輩でなんと全員県芸生。大学を出てから母校出身者の人たちとプライベートで絡むことがあまりなかったので、とても新鮮でしかも全員同じ楽器なんてレア。大学で被ってた後輩、被らずに現場で初めてご一緒した後輩とまぜこぜでしたが、とても楽しい時間でした!

久々にオムライス。

仕事の悩みプライベートの悩み、お互い聞き合ってこうじゃないかなーとか自分もあったよーとか、みんな真面目で時々クレイジーで、ああ…チェロっ子ってこんな感じだわ…ってなってました笑。

楽器で性格とか性質が大体分かれてしまうので結構楽しいですよ。

お?楽器それぞれどんな性格してるんだろうって思いました??そんな貴方にオススメな本がありますよ!!!←

茂木大輔さんの著書『オーケストラ楽器別人間学決定版』中公文庫

https://honto.jp/netstore/pd-book_29114411.html

これ、全部読んでおりませんが立ち読みしたことがあって、本当に的を得ていて、いやーよく観察してるなぁとニヤニヤしたほどです。同業者がニヤニヤしてるのであながち間違ってないのではないかなと思いますよ。ご興味ありましたら手に取ってみてくださいね!

アンドレア・シェニエを通して

4月末からGWにかけてこちらの公演にお世話になっておりました。

全然知らない作品と作曲家で、オペラも久しぶり。個人練習をやり始めて思ったことは、まず転調が多くて音がわからなくなる、そして半音階の多さ!!!

そしてオペラの勉強の仕方を忘れるというなかなか準備が大変な演目でした。

そしてね、とんでもなく豪華なキャスト陣でとんでもないんですよ、これ本当に。リハが始まって歌合せがあったりもしたんですけど正直いっぱいいっぱいでこれまた頑張って弾いて気づいたら終わってるパターンかなと思ってたんですが、本番はキャストの歌、表現、演技全てに震えて弾きながら泣きそうになるわで大変。

でもね、オケの客演としてでも作品に色を付ける作業に携われることがこんなにも幸せで贅沢なんだなあと痛感しました。この演目のおかげで自分がもう少しこういうことができるようになりたいとか、基礎練疎かにしてたのが表面化してこういう練習していかないといけないなとか、自分の歌い方で原点を思い直したとか、とにかく収穫が多かったです。

あとは、自分の感情とメンタルコントロール。春だから余計にだったけどメンタルズタボロだったんですよ笑。弾けないわ対応力ないわで絶望感がすごくて隣で弾いてくださった方にはご迷惑おかけして申し訳なかったなぁと。少しのネガティヴを口にするのはいいけど、自分を卑下までしてしまうと困ってしまうよなあと。

隣で弾いてくださった方とお話をしてて気づいたのは、ずっと私は私自身を大事にしてこなかったということです。いつも他人を優先して自分を大切にしていなかった。過去のトラウマもあるしそれらに蓋して生きて来たけど、そろそろもう辞めて、手放して、正と負両方もつ自分を受け入れてあげないといけないなあと思いました。自分を受け入れるのは正直言ってめっちゃ怖いですけど、まだまだこの世界を見ていたいので、少しずつ受け入れていけたらいいなと思います。

脱線したけど、この公演乗れて本当によかった。

吹奏楽の中にチェロ

突然ですが、明日の本番はこちらです。

マスターズ・ブラス・ナゴヤさまの定演にチェロとして出演させて頂きます♪チェロとしてです。大事なことなのでもう一度言います、チェロとして、です!笑。

私も今回初めて知ったのですが、吹奏楽の作品の中にチェロが入ってる曲があるんですって!!その曲にて演奏します。

当方弦楽合奏、オーケストラ、室内楽までは経験しましたが、吹奏楽は管轄外やろって思ってたらまさかの!吹奏楽も経験できるとは…!!

過去の経験で有難いことに管楽器とのアンサンブルを何回かさせて頂いていたのですが、今回の曲を演奏すると、「あ、あ!管楽器って感じ!パッセージが管楽器だ!!」という発見がありました。管楽器とのアンサンブルをするときも管楽器!って感じのパッセージが多かったような。

やはり管楽器のことをわかってる作曲家なんだなぁと思う反面、弦楽器のことをしっかり理解してるわけではなさそうなところがいくつかあってフィンガリングに頭を悩ませるという…笑。まあ、左手の型決めれば取れちゃうんですけどもね。

何事も経験ですなぁ。明日は良い演奏会となりますように!

新年度

新しく2023年度になりました。新しい環境や新しい人間関係が始まる方も多いかと思いますが、どうかご無理のないよう、ご自身を大切にして日々を過ごして欲しいと思います。

さて、新年度となりましたが私の方は4月頭はわりかしゆったりスケジュールです。ゆったりスケジュールなら遊べるじゃん!って、思うでしょう?笑。そうじゃないんですよ…

譜読みと譜読みとフライヤー作りと編曲と部屋掃除と遊びと…って感じでなかなか忙しいですよ?笑。もちろんレッスンのお仕事もあります。

フライヤー作りと編曲はPC作業で落ち着いて時間が取れるときにやらないとできないので、時間があるときにまとめてやってしまいます。最近は携帯でなんでもできてしまうのですが、基本的に私はPCで作業する方が楽です。スマホのフリック操作よりキーボードの方が圧倒的に楽で早い笑。あとPCの方が画面が大きい!

そんなこんなで内職作業してます。今年度はどんな年になるかなぁ。

先日大垣で撮った桜。圧巻。

早いものでもう4月

気づいたらもう3月も終わりがけ。

ラヴェルが終わってからものすごい速さで色んなことが過ぎているように思ってしまうのですが、まだ3月なの?というのと、ラヴェルもう数ヶ月前の話って思ってしまうのと、まぜこぜです。

さて近日中はセントラル愛知さんにお世話になってベートーヴェンの第九を全楽章演奏したりレッスンしたり、譜読みしたり、リラックスして友達とご飯行ったりと充実した毎日を過ごしています。

第九全楽章については、昨年から全楽章のお話をちょいちょい頂いておりましたがタイミングが合わなくてやっと引き受けられました。

コロナ禍になってから初めての第九。やっとの第九。やっと戻ってきた、こんな音だった、コロナ禍前よりもっともっと色んな音が聞こえる、作品の偉大さにも触れて、少し感極まって泣きそうになりました。しかも愛知芸術劇場の舞台で第九が弾ける喜びひとしお。

改めて第九って良い曲だなって思うし、もっと色んな音が聞こえたいし、和音を聞きたいなと思いました。もっとがんばろ。

そしてお友達とのご飯は、イツメンはもちろんのこと、リアルでは話したことがないけどSNSで繋がっている同業者の子がいて、その子とやっとリアルでお話ができました!

なんとなく波長が似てるかなと思っていたのですが、案の定似てて話してて面白い面白い笑。SNSで繋がってる子と縁が広がっていくのはこの時代ならではだなぁと思ってしまいました。

最近は時代だなぁと思うことがしばしば…笑。歳かしら。

状況が改善されてきた?からなのか、今年は久しぶりの人にも会う機会が多くてとても楽しいです。今年はなんとなく、賑やかな年になりそうですね。楽しみ。良い2023年度にしたいです!

夕べの音楽会終演

3月になりました。

3/4の春に寄せて夕べの音楽会が無事に終演致しました。ご来場くださいましたお客様、応援してくださった皆様、会場オーナー、受付してくれた伊藤明日香ちゃん、そして共演者の安藤弘子ちゃん、石橋まり子ちゃん、本当に有難うございました。

終演後恒例のおふざけ写真。頼もしい後輩達。

思った以上に好評でラヴェルさん頑張って良かったなと思いました。出演者全員、本番まで胃が痛くなったりと体調を崩しながらやっていたので…笑。これで報われなかったら辛い。

ずっと必死になりながら準備をして、必死に弾いて何も感じずに弾き終わるんだろうなって思っていたのですが、本番だけはやっと楽しく思えて好きな場所が感じられたり少しラヴェルさんにお近づきになれたような気がします。

やっとラヴェルが終わって確定申告も終えて、やっと安心して眠れると思ってただいま頑張って勝ち取った五連休を満喫しています笑。部屋掃除して、楽譜整理して…お部屋もスッキリ。

さすがに去年からずーっと走り続けてもうしんどくて、立ち止まりたくて休憩したくて。もう楽器弾きたくないとさえ思っていたんです、実は。自分軸で生きるって決めたのに業界が戻ってから忙殺されて自分軸で生きてる心地がしなくて。そろそろ弾くことを休憩しようかと悩んだほどです。

でも今回のコンサート、初めて聞いてくださるお客様もチラチラいらして、クラシック実は得意じゃないけど聞いてみたら楽しかった、また聞きたい、感動した、チェロっていいね、やっぱり生の音だよね、このようなお言葉を多数頂いて…なんていうか、色んな方々の力を借りて状況にも負けないで、卒業してから苦しくても辛くても蔑ろにされてもずっと自主企画コンサートを続けて良かった、一緒に弾こうよって言ってくれる方々を信じて弾くことをやめないでいて良かった、と心の底から思いました。ああ、私は神様や音楽に生かされてるって思いました。続けてきたことが、少し報われたのかな、報われていたらいいなと思います。

神様と音楽に生かされているならば、多分私が演奏するということに何かの意味があって、その答えがいつ見つかるのかわからないけど、弾くのをやめる、休憩するのはもう少し先かなと思ったので、五連休終わったらボチボチ次に向かって準備していこうかと思います。

春の訪れ。ミモザ。

三寒四温

立春、チョコの祭典バレンタインも過ぎてだんだんと春が近くなってきましたね。空気は冷たくても日差しや明るさは暖かく明るいです。

あ、知ってます…?今の時期チョコ食べすぎると花粉症酷くなるみたいなんでお気をつけくださいね。

さて、春といえば!!来たる来月の3/4に春にちなんだコンサートがありますよ(*´꒳`*)

メインはラヴェルのピアノトリオ。この作品は第一次世界大戦時ラヴェルが徴兵される前にわずか5週間でかきあげ、しかもそれの完成度がとにかく高い名曲です。ラヴェル本人がもう作曲できないかもしれない、と思って書き上げたもので、遺書みたいな感じもします。

遺書みたいな感じ、と聞くと暗くて怖くてドロドロしてて…みたいな印象がするかもしれませんが、仄暗くてもどこか洗練されていて、ラヴェルの地元愛がすごく感じられる作品です。

ちなみに、この曲は各パートがものすごい大変なことをしているのですが、聞くとそうも思えないという奏者泣かせな曲です笑。

このほかにはラヴェルと同時代に活躍していた瀧廉太郎や、日本の裏側にあるアルゼンチンの作曲家ピアソラも演奏します。

これは私のイメージというか印象の話になるのですけど、ラヴェルのトリオは1楽章〜4楽章にかけて寒い冬から少しずつ春になって氷が溶けるようなイメージがするのですよね。

なので、今回のプログラムとしては日本の厳かな春、桜咲く春。アルゼンチンの情熱的な春。ラヴェルのじんわりとした春。このようなイメージをお届けできたらいいですし、なにか私とは異なっても感じる春を想像してもらえたら嬉しいです(*´꒳`*)

詳細は以下の通りです。

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春に寄せて 夕べの音楽会

2023年3月4日(土)

開場18:30 開演19:00

場所:ムジークブルネン(名古屋市営地下鉄名城線名城公園駅徒歩7分)

入場料:3000円(休憩時ドリンクサービス有り)

曲目

ラヴェル:ピアノ三重奏曲

ピアソラ:ブエノスアイレスの春

滝廉太郎:荒城の月

ほか

出演者→ヴァイオリン:石橋まり子、ピアノ:安藤弘子、チェロ:近藤悠叶

ご興味ございましたらお問い合わせフォームよりお問い合わせください。残席もわずかとなってきております。

どうぞ宜しくお願い致します!

2月になりまして

さて、早くも2023年は残り11ヶ月となってしまいました。え、早くないですか?私すでにボロボロなんですが笑。

ということでですね、なんとか怒涛すぎる1月も終わりまして。1/29はカルテット陽で扶桑文化会館のロビコン、1/31は市内某所でクラリネットとクローズコンサートでした。

1/29ふそうのロビコン。カルテット陽

会館側と連絡の行き違いとかがありまして配布プログラムと異なる曲を多めに演奏してしまいましたが、お客様からMCが楽しかった、お話の内容が勉強になった、身近に感じられた、演奏も楽しかったなど、概ね好評だったので、楽しんでもらえていたということでよかったです。

1/31市内某所クラチェロデュオ

カルテットの翌日は1/31のリハと鍼灸メンテ。

こちらは安定の伊藤美佳里ちゃんとの共演で、やはり一緒に演奏する回数が多いと何かが起こっても相手を信頼して弾けるというのがあります。これはすでに1月の本番で何度か出会う場面ですので、有難いなあと思うばかり。

月が変わって今月は少しゆったりモードです。しかし来月3月のラヴェルさんが待っている…

3月4日ピアノトリオ

なんと。3/4に名曲難曲と言われるラヴェルのトリオを演奏します。この他にも同時代に活動していた日本人作曲家滝廉太郎や、日本の裏側にあるアルゼンチンの作曲家ピアソラの作品も演奏しますので、ご興味、お時間ありましたらぜひに。

個人的には、アンコールが一番頑張ってますのでアンコール聞いてほしいです笑。