立春、チョコの祭典バレンタインも過ぎてだんだんと春が近くなってきましたね。空気は冷たくても日差しや明るさは暖かく明るいです。
あ、知ってます…?今の時期チョコ食べすぎると花粉症酷くなるみたいなんでお気をつけくださいね。
さて、春といえば!!来たる来月の3/4に春にちなんだコンサートがありますよ(*´꒳`*)
メインはラヴェルのピアノトリオ。この作品は第一次世界大戦時ラヴェルが徴兵される前にわずか5週間でかきあげ、しかもそれの完成度がとにかく高い名曲です。ラヴェル本人がもう作曲できないかもしれない、と思って書き上げたもので、遺書みたいな感じもします。
遺書みたいな感じ、と聞くと暗くて怖くてドロドロしてて…みたいな印象がするかもしれませんが、仄暗くてもどこか洗練されていて、ラヴェルの地元愛がすごく感じられる作品です。
ちなみに、この曲は各パートがものすごい大変なことをしているのですが、聞くとそうも思えないという奏者泣かせな曲です笑。
このほかにはラヴェルと同時代に活躍していた瀧廉太郎や、日本の裏側にあるアルゼンチンの作曲家ピアソラも演奏します。
これは私のイメージというか印象の話になるのですけど、ラヴェルのトリオは1楽章〜4楽章にかけて寒い冬から少しずつ春になって氷が溶けるようなイメージがするのですよね。
なので、今回のプログラムとしては日本の厳かな春、桜咲く春。アルゼンチンの情熱的な春。ラヴェルのじんわりとした春。このようなイメージをお届けできたらいいですし、なにか私とは異なっても感じる春を想像してもらえたら嬉しいです(*´꒳`*)
詳細は以下の通りです。
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春に寄せて 夕べの音楽会
2023年3月4日(土)
開場18:30 開演19:00
場所:ムジークブルネン(名古屋市営地下鉄名城線名城公園駅徒歩7分)
入場料:3000円(休憩時ドリンクサービス有り)
曲目
ラヴェル:ピアノ三重奏曲
ピアソラ:ブエノスアイレスの春
滝廉太郎:荒城の月
ほか
出演者→ヴァイオリン:石橋まり子、ピアノ:安藤弘子、チェロ:近藤悠叶
ご興味ございましたらお問い合わせフォームよりお問い合わせください。残席もわずかとなってきております。
どうぞ宜しくお願い致します!
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